借用書 金銭消費貸借契約書親しき仲にも礼儀あり!貸したお金の全額をきっちりと返済してもらいたいとお考えのあなたへ

60万円超・半年以上の分割払いの場合は借用書の公正証書がベター

お金を人に貸すときに、きっちり確実に返済してもらえるのかどうなのかは最重要課題となります。

あなたが、人間性善説の立場に立ち、貸したお金はあげたようなもので、いつかきっと返してもらえるであろうといった「信用貸し」であれば借用書などはわざわざ作る必要性はありません。

しかし、「ちゃんと貸したお金を返してもらいたい」とお考えにもかかわらず、口約束だけでお金を貸してしまいますと、あなたご自身で後日のトラブルの種を蒔いてしまったことになってしまいます。

口約束だけでも契約は立派に成立してしまいますが、後日になって債務者の返済が滞るようになると、債務者は「何も返さないと言っているわけではないんだからもう少し待ってよ」と逃げ口上を言ってくるのがオチです。

債務者の誠実性を担保し、争いになった時に備えての証拠を残しておくといった意味で借用書を書面化しておくことは大切なのですが、ただ単に、書面化しておくというだけでは不十分です。

もし、相手が返済してくれない場合にはいくら借用書があるからといっても相手から確実にお金を返してもらうことにはならないからです。借用書とは、単なるお金の貸し借りがあったという裁判になった際の証拠となるに過ぎず、証拠があるということとお金を返してもらえるということは全くの別物だからです。

そこで、確実にお金を返してもらいたい場合には、借用書を作成し、公正証書にしておくのです。

公正証書とは、法律の専門家である公証人が作成する公文書のことです。公文書であるため、万が一、裁判になっても高い証明力がありますので強力な証拠となり得ます。

また、公正証書の最大のメリットは、お金を借りた者が金銭債務の支払を怠ると、裁判所の判決などを待たないで直ちに強制執行手続きに移ることができる点にあります。

強制執行の代表的なものとしては給与の差し押さえがありますが、この差し押さえをするためには、通常は、裁判を起こして裁判所の判決等を得なければ強制執行をすることができません。

裁判ともなると、相当の手間隙と金銭的な出費と精神的な苦痛と解決までに時間がかかることを覚悟しなければなりませんので「大変」の一言ではとても済まされません(※60万円以下の少額訴訟となるケースは除きます)。

ところが、公正証書を作成しておけば、相手に不払いがあったときにはすぐにでも強制執行手続きに入ることができるのです。

実際は、強制執行をかけると相手に催促をして、心理的な圧迫を与えることにより、借主は強制執行を恐れて借りたお金を返してくれるようになります。

正に、「転ばぬ先の魔法の杖」と言えますが、その魔法の杖を事前に入手されるかされないのかによって、以下のようなシュミレーションが可能となります。

最悪のケース

【最悪のシナリオ】

・相手を信頼し、口約束のみで書面を作成せずにお金を貸す
 ↓黒
・数ヶ月して、案の定、返済が滞るようになる
 ↓黒
・相手が完全に開き直ってしまって、裁判となる
 ↓黒
・書面に証拠を残していなかったので立証できずに敗訴


ケチった場合

【費用を惜しんで公正証書にしなかった場合】

・数ヶ月して相手からの支払が滞るようになる
↓黒
・裁判を起こすために弁護士に依頼する
↓黒
・高額な弁護士費用を立て替えたりで大変な思いをする
↓黒
・裁判には勝ったが、金銭的にも精神的にもかなり疲弊してしまう


最善策

【ベストな選択~借用書を公正証書にしておく】

・数ヶ月して相手からの支払が滞るようになる
↓黒
・公正証書を持って公証人役場に出向く
↓黒
・相手の銀行口座や給与を差し押さえる
↓黒
・無事に債権の回収を図ることができる


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→ 借用書の書き方と意味について


→ どのような種類の借用書を作ったらいいのか?


もし心当たりがおありでしたら、一度当事務所までご相談ください。

借用書 金銭消費貸借 これからお金を貸すにあたって、確実に返済してもらえるようにしておきたい

借用書 金銭消費貸借 返済してもらいたいけれどなかなか相手に言い出しにくい

契約書作成⑤ 返済期限を引き延ばされて、手遅れになる前に何とか手を打っておきたい

契約書作成⑤ そもそも口約束だけで書面自体を作ってはいなかった・・・

契約書作成⑤ 商取引で生じたお金を支払わない取引先に、返済条件を定めてきっちり支払ってほしい

※相手が完全に開き直ってしまっていたり、逃げ回ったりで借りたお金を返済する意思がないように見受けられる場合には、書面の作成にての対応は致しかねますので、弁護士にご相談されてみてください。

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